みなさん、殺処分という言葉を知っていますか? 私が殺処分という現実を知り、そのあまりの数の多さに大変ショックを受けました。 それから殺処分をなくすために自分には何ができるのだろうと考え始めました。 日本では、1年間に2万7000匹あまりの猫たちが行政により殺処分されています。(令和元年・環境省HPより) しかしその一方で、販売目的のために大量に繁殖され、売れ残ってセール品のように扱われている猫もたくさんいます。
命がモノのように売られ、お金を払えば責任などに関係なく簡単に買える現実。 販売目的のために大量に生み出される命があっていいのでしょうか。 殺処分をなくすには、猫を飼いたいと思った方々が「保護猫を家族として迎える」という選択肢を選び、その子の最期の時まで責任をもって一緒に生きることが大切だと考えています。 ペットショップでお金を出して買うのではなく「命を預かり、共に生きる」そんな思いで猫と向き合い暮らす人が増えてほしいと思っています。
ネコろびにいる猫はほとんどが大人猫です。 「大人猫はなつかないんじゃない?」「子猫の方が可愛い」そんな声もありますが、大人猫だからこその魅力もあります。 子猫のように成長するにつれて、性格が大きく変わるということはありませんし、性格を把握しやすいので一緒に暮らしやすいと思います。 猫の平均寿命年齢は15歳を超えました。 20歳まで生きる子も増えてきました。 まだまだ大人猫と一緒に過ごす時間はたくさんあります